• "スポーツ振興財団"(/)
ツイート シェア
  1. 世田谷区議会 2022-09-06
    令和 4年  9月 スポーツ・交流推進等特別委員会−09月06日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年  9月 スポーツ・交流推進等特別委員会−09月06日-01号令和 4年  9月 スポーツ・交流推進等特別委員会 世田谷区議会スポーツ交流推進等特別委員会会議録第七号 令和四年九月六日(火曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十一名)    委員長         阿久津 皇    副委員長        田中優子                上島よしもり                菅沼つとむ                いたいひとし                岡本のぶ子                いそだ久美子                田中みち子                あべ力也                そのべせいや                神尾りさ  事務局職員    議事担当係長      菊島 進    調査係主事       林 遼太郎  出席説明員
      生活文化政策部    部長          片桐 誠    区民健康村・ふるさと・交流推進課長                北村正文   スポーツ推進部    部長          大澤正文    スポーツ推進課長    荒  学    スポーツ施設課長    野元憲治 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和三年度指定管理施設に係る事業報告について(スポーツ・交流推進等特別委員会所管分)   (2) 世田谷区制九十周年「二〇二二ボッチャ世田谷カップ」の実施結果について   (3) 東京二〇二〇大会一周年記念「SETAGAYA SPORTS フェスティバル 〜THE LEGACY〜」の実施結果について   (4) 第一生命相娯園テニスコートの区民利用の開始について   (5) 「世田谷区・川場村縁組協定四十周年記念イベント」の実施報告について   (6) その他  2.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇     午後一時三十九分開議 ○阿久津皇 委員長 ただいまからスポーツ・交流推進等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行います。  委員会の運営に関しては、引き続き新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者の報告は簡潔明瞭に、委員の質疑は要点を絞るなど、会議時間の短縮に御協力をお願いいたします。  なお、発言の際はお手元のワイヤレスマイクを御使用ください。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和三年度指定管理施設に係る事業報告について(スポーツ・交流推進等特別委員会所管分)について、理事者の説明を願います。 ◎野元 スポーツ施設課長 それでは、令和三年度指定管理施設に係る当委員会所管分の事業報告をさせていただきます。本件につきましては、七月五日に事前に情報提供させていただいた内容のものとなっております。  それでは初めに、一ページ目を御覧ください。1の主旨にございますように、世田谷区指定管理者制度運用に係るガイドラインに基づきまして、制度の透明性をより一層高めることを目的に、毎年、これらの事業報告の内容を整理し、公表させていただいております。今般、令和三年度の報告が提出されましたので、改めて御報告させていただくものでございます。  2の対象施設につきましては、当委員会所管分は記載の四施設となります。総合運動場及び大蔵第二運動場、千歳温水プールにつきましては公益財団法人世田谷スポーツ振興財団、北烏山地区体育室につきましては株式会社リバティヒル指定管理者となっており、スポーツ施設課が所管をしてございます。区民健康村につきましては、株式会社世田谷川場ふるさと公社指定管理者となっており、区民健康村・ふるさと・交流推進課所管の施設でございます。  なお、参考資料といたしまして、三一ページから三三ページに、他の所管分の一覧を記載しておりますので、後ほど御確認ください。  3の内容につきましては、共通項目として五つの項目を記載させていただいております。  4の公表方法につきましては、区のホームページに掲載するほか、区政情報センター等に閲覧用の冊子を御用意してございます。  続きまして、二ページ目を御覧ください。初めに、総合運動場及び大蔵第二運動場の事業報告となります。  1の指定管理施設の概要でございます。各施設の主な概要といたしまして、利用料金や利用時間など、大蔵運動場二子玉川緑地運動場、大蔵第二運動場の各施設の内容を、二ページから六ページまで記載させていただいております。  それでは、六ページの中段を御覧ください。2の業務実績、利用状況に関する事項でございます。施設ごとに利用状況を記載させていただき、七ページ上段になりますが、大蔵運動場二子玉川緑地運動場を合わせた総合運動場としての利用人数と、大蔵第二運動場の利用人数を合わせた合計が百四万二千三百二十八人となり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う施設休館や時間短縮等がございましたが、令和二年度よりもその期間が短かったことや、二子玉川緑地運動場の令和元年の台風十九号による冠水被害の復旧工事が終了したことから、令和二年度と比較して約一割の増加でございました。  (2)の苦情受付件数及び事故件数は、記載のとおりでございます。  (3)につきましては、新型コロナウイルス感染症に関する事項となります。四月二十五日から五月十一日にかけましては、緊急事態宣言に伴い、各施設とも全館休館、その後、五月十二日から五月三十一日にかけましては、屋内施設は休館、その他記載のとおり、各施設で開館時間の短縮を実施しております。十月二十五日以降は全施設におきまして、基本的な感染対策を継続し、通常の開館時間としてございます。  新型コロナウイルス感染症関連キャンセル件数、利用休止の対応につきましては、次の八ページ上段に記載のとおりでございます。  続きまして、3指定管理に関する業務の収支でございます。総合運動場と大蔵第二運動場を合わせた収支となってございます。  その下に、参考の内訳として、総合運動場と大蔵第二運動場それぞれの内訳を記載しております。大蔵第二運動場につきましては、基本的に利用料収入で賄われていることから、区への返還金として一億八千六百八十七万九千八百四十七円が生じてございます。  なお、令和三年度につきましては、大蔵第二運動場の体育館をワクチン接種会場としたため、利用料収入の減少分として一千二百六十万四千円の指定管理料を区から支払ってございます。  次に、一〇ページ下段の6事業実績の評価でございます。記載の項目について、施設管理所管課で評価をいたしまして、次の一一ページ、総合評価九三分の七〇となり、評価をAとさせていただいております。年度の所見といたしましては、総合運動場及び大蔵第二運動場の一体的な施設管理により、効率的かつ効果的な事業運営を実現しており、また、東京二〇二〇大会開催に伴い、アメリカ合衆国選手団トレーニングキャンプ地として、区やUSOPCとの円滑な調整や対応を行ったことなどを評価してございます。  続きまして、一三ページを御覧ください。こちらからは千歳温水プールの事業報告となります。先ほどと同様、各施設の主な概要を記載してございます。  続きまして、一四ページを御覧ください。下段の2の(1)の利用状況でございます。こちらも新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う施設休館や利用人数制限、また、外部改修工事に伴うプール休館の影響がございましたが、施設全体として前年度比で約一万一千人程度の増加でございました。  一五ページ上段を御覧ください。(2)苦情・事故件数につきまして、件数及び主な対応を記載してございます。  (3)、新型コロナウイルス感染に関する事項につきましても、施設休館、キャンセル件数等、記載のとおりでございます。  次に、3指定管理に関する業務の収支についても記載のとおりでございます。  次に、一七ページを御覧ください。6、施設所管課による事業実績の評価でございますが、記載のような評価をさせていただきまして、次の一八ページ上段に記載の総合評価につきまして、九三分の七〇というところで、評価をAとさせていただいております。年度の所見といたしましては、各団体と連携した事業の実施や、施設の安全管理におきまして、施設休館の際には利用者の調整や利用再開に向けた運営方法の検討など、迅速かつ的確な対応をしていたことなどを評価してございます。  次に、一九ページを御覧ください。北烏山地区体育室の事業報告となります。  こちらにつきましては、株式会社リバティヒル指定管理者となってございます。  1の指定管理施設の概要につきましては、各施設の主な概要といたしまして、体育室棟、運動広場、第二運動広場、それぞれ記載してございます。  二〇ページを御覧ください。上段の2の業務実績、利用状況に関する事項、(1)利用状況の表でございます。各施設の利用者の合計人数は四万三十七人で、前年度と比較いたしますと約八千人の増加となっておりまして、コロナ前の利用人数に近づいてきている状況でございます。  次に、(2)の苦情・事故件数につきましては、二〇ページから二一ページにかけて記載してございます。  次に、(3)、新型コロナウイルス関係の対応、休止期間等を記載してございます。他の施設と同じく、四月から五月にかけまして施設休館、その後、利用時間、人数を制限して施設を再開してございます。  二二ページを御覧ください。3の収支につきましては記載のとおりでございます。  続きまして、二四ページを御覧ください。6の施設管理所管課による事業実績の評価でございます。次の二五ページにございます総合評価といたしまして、九〇分の七〇という評価となりまして、A評価とさせていただいております。年度評価の所見といたしましては、新型コロナウイルスに伴う休館等の影響はあったものの、利用人数は前年より増加傾向にあり、また自主事業といたしまして、近隣の小学生を対象としたスポーツ教室は、年間を通して六期実施し、小さな施設ではありますが、その特性を生かした運営をしているということなどを評価してございます。  スポーツ施設課が所管する施設の御報告は以上でございます。 ◎北村 区民健康村・ふるさと・交流推進課長 それでは、引き続きまして、二六ページ以降、世田谷区民健康村の事業報告について、御説明をさせていただきます。  まず、二六ページ、1の指定管理施設の概要でございます。(1)の施設概要でございますが、群馬県川場村にございます世田谷区民健康村富士山ビレジと中野ビレジの両施設となってございます。  (2)の指定管理者情報でございます。株式会社世田谷川場ふるさと公社となってございます。  2の業務実績、利用状況に関する事項でございます。(1)の事業内容につきましては、記載のとおりでございます。  (2)施設利用者数でございます。一般区民の宿泊利用でございますが、二万九千六百四十五人となってございます。施設休館のありました令和二年度に比べまして約六千六百人の増となっております。移動教室の宿泊利用でございますが、一万三千八百八十六人となってございます。令和二年度につきましては、全校中止でございましたが、令和三年度につきましては、二泊三日から一泊二日に変更いたしまして、再開をしてございます。食事等の日帰り利用を含めまして、施設利用者数の合計で四万四千三百七十五人となってございます。令和二年度に比べまして、約二万人の増加となっております。富士山ビレジのせせらぎの湯の日帰り入浴でございますが、千六百二十一人となっております。  米印の記載のとおり、十二月から四月までスキーシーズンで、利用者が見込まれる時期ではございますが、昨年度に引き続きまして感染対策のため、この期間、区民と川場村民に利用を制限してございます。  (3)の交流事業等の参加者数でございます。こちらも米印に記載のとおり、里山自然学校、それから交流イベントの一部中止はございましたが、移動教室の再開に伴いまして、地域環境学習プログラムの参加者が増加いたしましたので、合計で八千九百九十三人となってございます。  (4)の苦情及び事故につきましては、特にございませんでした。  続きまして、二七ページを御覧ください。3の指定管理に関する業務の収支でございます。収支でございますが、区からの指定管理料と施設の利用料金収入で賄われております。令和三年度につきましては、移動教室の再開延期に伴う利用料金収入の補填を年度途中に補正予算を組みまして、二百九十九万一千三百五十一円の指定管理料の追加を行ってございます。  支出でございますが、施設の維持管理費に当たります運営費・委託費と、光熱水費等の経費に当たりますその他支出で構成されております。内訳は記載のとおりでございます。収支でございますが、利用料金の収入が昨年に比べて増加している一方で、感染対策等にかかる経費増や光熱水費の高騰による影響を大きく受けまして、マイナス五百二十六万八千二百三十二円となっております。  4の事業計画書で提案した事業等の実施状況でございます。こちらは記載のとおりでございます。  続きまして、二八ページを御覧ください。5の事業実績の評価と改善の取組でございます。こちらは指定管理者による自己評価ということで記載してございます。  (1)の実績の評価でございますが、施設運営につきましては、利用者が安心して滞在できるよう、感染対策の点検と工夫に日々取り組んでおります。区立小学校の移動教室では、教育委員会とプログラムの調整を図りながら、一泊二日の日程で六月下旬から翌三月まで、冬に開催した小学校もございましたが、全校で実施ができてございます。懸案だったキャッシュレス化につきましても取り組みまして、せたがやPayの導入から、クレジットカードや電子マネーによる支払いまで対応しておりまして、利便性が向上してございます。  また、新規利用者の獲得に向けまして、新たにSNS、インスタグラムでございますけれども、こちらによる情報発信も開始してございます。  (2)の今後の課題でございますが、コロナ禍以前の活気を取り戻し、利用者数の回復が課題であることから、川場村の魅力の掘り起こし、効果的な情報発信、それから区内の出店販売による広報活動等に取り組みまして、新規利用者やリピーターの獲得に取り組んでまいります。交流事業では、区民健康村第五期事業計画の内容を踏まえまして、区民と村民の新たな交流の様子を盛り込み、川場村の特色を生かした魅力ある事業を展開してまいります。  6の事業実績の評価でございます。こちらは施設所管課による事業評価でございます。記載の項目について評価を行いまして、二九ページ下のほうの合計欄を見ていただきますと、百六点満点中九十二点ということでございます。年度の所見といたしましては、施設利用者によるアンケート評価では、施設面、食事、フロント対応等全ての項目で高い満足度を維持していること、交流事業ではコロナ禍に対応したプログラムの実施や充実に取り組んでいること、富士山ビレジに整備いたしました木質バイオマスボイラーにおきまして稼働率の向上を図るとともに、移動教室の環境学習にも活用するなど、環境対策に取り組んでいることなどを踏まえまして、施設所管課として高く評価をさせていただいております。  今後につきましても、国民健康村第五期事業計画の着実な推進を目指し、川場村とも調整を図りながら、三者で連携して取り組んでまいります。  区民健康村・ふるさと・交流推進課が所管する指定管理施設の説明は以上となります。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆あべ力也 委員 指定管理者の、るる御報告いただきましたけれども、指定管理者を指定するのは施設管理所管課ですよね、基本的には。ところが、事業実績の評価というのを選んでいる所管課が評価をしているというのは、私は、この事業者を指定管理者に選んだというところがね、それを悪く書けるわけないでしょう、自分たちで選んでいるんだから。だから、評価そのものが、指定管理者を選定した所管課が評価をするんじゃなくて、これはやっぱり第三者機関に僕はやってもらうべきだと思うんですけれどもどうですか、部長、そういう考えはありますか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 これにつきましては冒頭、主旨のところでお話をさせていただいておりますけれども、ガイドラインに基づいてこのような形で、スポーツ、区民健康村所管も含めて全庁で報告をさせていただいております。  今お話しいただいた部分につきましては、取りまとめております政策経営部のほうにもお伝えをしていきたいと思います。全庁でどのような形になるかは、すみませんけれども、今この場では言えない状況です。 ◆あべ力也 委員 ぜひそういう検討をしていただきたいというのは、逆に言えば、外郭団体が設立の経緯とかそういうことがあって、指定管理者を受けていると、ある意味少しはアドバンテージがあるわけですよね。それを自由競争の中に今後さらしていきましょうという考え方もありますし、そうすると何か、自分たちで選んだ指定管理者に対する評価というのが甘いんじゃないかなと思われるのは、僕はマイナスだと思うんですね。  だから、ガイドラインがあるというお話をしましたけれども、ガイドラインを変えられないほどではないですし、初めに指定管理者制度がスタートしたときと、随分もう時間もたちましたから、外郭団体をどうしても施設管理で選んでいかなくちゃならないということでもないでしょうし、逆に外郭団体の指定管理者をやられているそのお仕事そのものの質の向上に向けても、しっかり評価をすべきだと思うんですね。だからそれには、選んでいる所管課がこれを評価をするというよりは、ちゃんと外部評価をしていただきたいということをできればと思うんですけれども、今御回答いただきましたけれども、改めてもう一度御回答いただけますか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 先ほどもお話ししましたとおりでございます。外郭団体も含めて、この間、この指定管理施設については指定管理者選定委員会を設けて選定をしてきております。もちろん外郭団体以外にも、スポーツ施設でいくと、北烏山地区体育室については、一般の株式会社を指定をしておりますので、そういった部分も含めて、客観的に透明性の評価ができるような形というお話もございましたので、その部分も含めて、これは全庁的な部分にわたってきますので、その部分は先ほどもお話しいたしましたが、所管部のほうとも、この委員会で出た意見についてはちょっとお話をさせていただき、検討できればというふうに考えております。 ◆岡本のぶ子 委員 今御報告いただいた中で、区立総合運動場及び大蔵第二運動場の事業報告の中で、七ページの事故件数のところなんですけれども、二子玉川緑地運動場が十九件ということで、河川敷であるがゆえの事故件数の多さなのかもしれませんが、どういった事故が主立ったものだったのかを教えていただければと思います。 ◎野元 スポーツ施設課長 今委員からお話しのあった事故の形につきまして、屋外というところですので、やはり野球、サッカー等で選手同士がぶつかった、脱臼したとか、そういう事故がやはり多いというふうに報告は受けております。 ◆岡本のぶ子 委員 選手同士の接触による事故が主であるということでいいのか、あそこの路面というか、地面というか、グラウンドというか、そこの課題があって、こういうけがをされるとかという、そこら辺の評価は確認されていますでしょうか。 ◎野元 スポーツ施設課長 今、事故の件数といたしまして、二子玉川緑地運動場で十九件、利用中の転倒や衝突、体調の急変によるもの、屋外ですので。それから、負傷の程度といたしましては、骨折が六件、それから、裂傷が三件、脱臼が三件、熱中症が一件、アキレス腱断裂が一件、意識喪失が一件、打撲三件、体調不良一件という状況でございまして、やはり屋外の天候というところが大きい要素になっていまして、それから、やはり先ほどのプレー中のけがというようなところも大きいのかなというふうに考えております。特に、台風十九号の後の整備というのがされておりますので、その施設自体の凹凸というんですか、その辺は解消されているのかなというふうに評価しております。 ◆岡本のぶ子 委員 あそこは特に自然の、草というか、芝生まで至らないのかもしれないんですけれども、割とその根株が出てしまったりとかそういったことで、そこに引っかかって転んで、今までもけがをされたり骨折をされたりというケースも多く、今六件骨折という、御報告の中で言われましたけれども、そういった状況もよく聞いていただいた上で、もし整備不良みたいなことで、ここは緑地だからしようがないんだというところで済ませている部分が多いのであれば、やはり今後、大蔵第二運動場はその半数以下の、外の運動だけれども八件にとどまっているという意味では、スポーツの種類にもよるのかもしれませんし、その二子玉川の緑地ということの課題もあるのかもしれませんので、なるべく区民の方たちが安全に、けがなく過ごせるような、体対体がぶつかればけがはすることは当然あるとは思うんですが、その緑地運動場での運動が整備不良によって起因しているんだということがなるべくないように、ぜひ努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。これは要望です。 ◆いたいひとし 委員 ちょっとお伺いしますけれども、例えば、このスポーツ振興財団がこの総合運動場及び大蔵第二運動場の敷地内で、アーバンスポーツを自分たちで自主的にやりたいと、展開したいとかという場合は、今でも、またこれからでも、これからとは次の指定の管理のこと言っているんですけれども、そういったこの自主財源というか、確保というか、そのスポーツの機会の創出という意味において、この財団がどこまで関われるのか、また関われなければ変えていこうとしているのか、ちょっとその辺の指定管理の立場について確認したいんですが。 ◎野元 スポーツ施設課長 今委員お話しの大蔵第二運動場とのアーバンスポーツについて、指定管理のほうで、自主財源と今後の展開というところなんですけれども、まず、アーバンスポーツは様々ございますが、スケートボードであったりBMXだったり、そういうようなございますが、今の施設内でもし、その競技の会場として今整っているものは、現在のところはちょっと私は把握していないんですが、スポーツ振興財団のほうでは確かに自主事業というのがございまして、例えばジュニアスクールであったり、そういう少年少女育成に努めていたりするんですけれども、そういう中で今後、今はないんですけれども、今後検討していくというのは区のほうでも一緒に考えていきたいというのは、今後検討していければというふうに考えております。 ◆いたいひとし 委員 私たちは稼ぐ公共ということをテーマにしています。ですから、指定管理もしっかりと稼いで、区に負担のないようにしていきたいということと、それからやっぱりその需要にどうやったら応えられるのか、限られたスポーツ施設、ないないないと言っているばかりじゃなくて、そういう創出をするということを、全然やる気がないんじゃないかなと、今の答弁でね。結局指定管理がやらなければ行政がやるけれども、行政はやるというお話もなかったんで。  だから、何かお互いにこう、もうちょっと発想を出し合って、少しでもそういうスポーツのできる環境なり整備なりというのを、別に公共の施設に限らないと思うんですけれども、いろんなとこの知恵を出し合って、スポーツのできるその環境をどう、この指定管理も含めて整えていくのかという、何かそういう思いというんですかね、いつもこのスポーツの計画は立てるけれども、場の整備になると、何か後ろ向きになってしまっているなという印象があるんですけれども。別にアーバンスポーツのことを、例えばということで言っているんですけれども、例えば本当にちょこっとした用地でも、公園の中でも何でも、そういう姿勢で取り組んでいくという姿勢がまずあるのかないのか、いかがでしょうか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 スポーツのほうも、今スポーツ推進計画に基づいて、るる制作に取り組んでいるところです。財団につきましても、これと連動させて、財団独自のビジョンを掲げて取り組んでいるところです。この計画が来年度までになりますので、次期計画が、また別の日に報告させていただきたいと思っておりますが、今年度後半から策定のほうに移らせていきたいというふうに思っておりますので、やはり見るスポーツであったりとか、本当に区民が親しみを込めるようなスポーツの在り方、あるいは今委員のほうからお話しがありましたスポーツの場という部分で、改めて見直していかなくちゃいけない部分が多々課題としてありますので、そういった部分の中で検討していきたいというふうに思っております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 それでは次に、(2)世田谷区制九十周年「二〇二二ボッチャ世田谷カップ」の実施結果について、理事者に説明を願います。 ◎荒 スポーツ推進課長 世田谷区制九十周年「二〇二二ボッチャ世田谷カップ」の実施結果について御報告いたします。  1の主旨及び2の実施日時・会場は、記載のとおりでございます。  3の参加実績についてでございますが、予選会につきましては、一般公募により御応募いただいた二十六チームの中から抽せんで選ばれた十六チームが参加し、本大会は、予選会を勝ち抜いた十チームに、アスリート等の招待枠による五チームが加わった十五チームが参加いたしました。  招待枠五チームのうち、アスリートチームにつきましては、日本ボッチャ協会所属のボッチャ育成選手による次世代アスリートチームと、オリンピック・パラリンピックのメダリストによるオリパラアスリートチーム、そして、区と相互連携、支援協力に関する協定を締結している株式会社リコーのラグビーチームによるブラックラムズ東京チームの三チームに御参加いただきました。
     4の大会の結果ですが、優勝チームはチーム砧町町会で、今後日本ボッチャ協会主催の東京カップへの出場チームとして推薦をする予定です。  なお、資料のほうに記載はございませんが、参考としまして、二位は烏山小学校ボッチャ部、三位はNPO法人世田谷スポ・レクネット及びNECボッチャ部の二チームが三位となりました。  5のその他ですが、昨年度同様、大会当日はキッズブーケプロジェクトを実施し、入賞者の方々に、区内の子どもたちが作成したブーケを贈呈いたしました。  報告は以上でございます。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆神尾りさ 委員 予選のほうに申込み数二十六チームとあって、出場できたのが十六チームとなっていまして、開催時間が十時から二時半で、例えばこれ、今後はできるだけ多くのチームに参加していただいて、予選のほうにはできるだけたくさん出場していただけたほうがいいなと思うんですけれども、そういった方向性というのは可能性はあるんでしょうか。 ◎荒 スポーツ推進課長 今回で四回目なんですけれども、やはり参加チーム、申込者数は年々増えてきているのが実情です。  うちとしても、今回初めて予選会と本選という形でやったんですけれども、基本的にはもともと世田谷区としては、障害のある方もない方も共にということで、本当は一堂に会してやっていきたいというところもある反面、やっぱりチーム数が一日だと限られてしまうと。  また、障害者の方の中には、あまり長時間時間を拘束するとというところもありまして、なかなかそこは悩みどころなんですけれども、また今回、参加者のチームの方とかにもアンケートを取りましたので、そのあたりの意見等も踏まえながら、ちょっとどういうふうにやっていったほうがいいのかなというのはちょっと考えていきたいと思います。 ◆神尾りさ 委員 やっぱり世田谷はこのボッチャというスポーツを区を挙げて推進していると思いますので、なるべく多くの方が、例えばこういう大会に出られるとなったら、一年かけて、日常の生活の中で練習していかれるチームも増えるんでしょうし、やっぱり出られるということが、やっている方々にとっては希望につながると思うので、予選を二日に分けるのか、時間を長くするのか、ちょっと工夫が必要だと思いますけれども、なるべく多くの参加者が参加できるようにしていただきたいと要望します。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 それでは次に、(3)東京二〇二〇大会一周年記念「SETAGAYA SPORTSフェスティバル〜THE LEGACY〜」の実施結果について、理事者の説明を願います。 ◎荒 スポーツ推進課長 東京二〇二〇大会一周年記念「SETAGAYA SPORTSフェスティバル〜THE LEGACY〜」の実施結果について御報告いたします。  1の主旨、2の実施日時及び3の会場については、記載のとおりでございます。  4の参加人数についてです。当日は悪天候のため、当日のキャンセルも多くなりましたが、約七百名の方に御来場いただきました。  5の内容につきましては、当日幅広いスポーツを身近に感じてもらえますよう、様々な競技の体験イベントを行う予定でしたが、かなりの降雨のため、屋外で実施予定でありましたアーバンスポーツの一部のプログラムは中止となりました。  なお、屋内で行われました車椅子バスケットボールのエキシビションマッチにつきましては、東京二〇二〇パラリンピックメダリストが所属するチームの熱の籠もったプレーに会場は大いに盛り上がり、また出場していただいた選手の方からも、観客の方が入っている中でプレーできることはうれしいと、大変喜ばしい感想が寄せられました。  また、その後行われた車椅子バスケットボール体験会では、子どもから大人まで幅広い年代の方が参加し、車椅子に乗ってのシュート体験に戸惑いながらも、ふだん触れることが少ないスポーツの魅力に触れ、大いににぎわいました。  アーティスティックスイミングでは、オリンピックメダリスト選手が、このイベントのためにつくっていただいた初デュエットの演技を披露していただき、その後、小学生に体験指導が行われました。  報告は以上でございます。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆そのべせいや 委員 車椅子バスケットボールについて、一般的に体育館の床が傷つくと言われていますが、このときは問題がなかったのでしょうかということと、今回、イベントの際だけ特別な対応をしているのか。一般的に、傷つくから貸し出さないみたいな話も伺いますけれども、これは昔の話ですけれども、通常時は貸出しの対応をされているのか伺いたいです。 ◎荒 スポーツ推進課長 今回につきましては、パラリンピックに出られた方もお招きしてということですので、実際に車椅子でのバスケットボールを実施したところです。実際に傷がついていないかというと、多少、ちょっとタイヤの跡とかも残っているのは事実ですので、まずそのあたりがどれほど修復にお金とかがかかるのか、簡易な清掃で終わるのか、そのあたりは管理している財団とも相談しながら、今後の貸出しについて検討していきたいと思います。 ◆そのべせいや 委員 イベントのときだけ、ぜひ演技としてエキシビジョンでやってくださいということだと、こういった方々ともパートナーシップというか、一緒に今後もやっていくということがちょっと難しくなっていくとも思いますので、ぜひ通常時に練習ができるというところも含めて、このパラスポーツに向けて取り組んでいただきたいと要望しておきます。 ◆岡本のぶ子 委員 今、悪天候、荒天の中でされて、にもかかわらず非常に盛り上がった内容であるということが伝わってきまして、参加できなくて私も残念だったんですけれども、この東京二〇二〇大会一周年記念というタイトルになっていますが、これは二周年、三周年も継続して行う予定でしょうか。 ◎荒 スポーツ推進課長 こちらの東京二〇二〇大会一周年記念につきましては、東京都のほうから、今回について、この名称を使っての事業を実施する自治体がありませんかというようなお誘いがありました。基本的に、これはもう東京都のほうの許可がないとこの名称自体使えないので、来年度、東京都が二周年記念、あるいはその後、三周年記念とやるのかどうかは、今のところまだちょっと連絡が来ていないので、そこはちょっと東京都の指示待ちというか、指摘待ちという形にはなると思います。 ◆岡本のぶ子 委員 では、東京都の声かけというか、呼びかけで行われたということですが、世田谷区として、この「SETAGAYA SPORTSフェスティバル〜THE LEGACY〜」という、このレガシーを、どう世田谷区の中でパラスポーツを浸透させて、普及させていくのかという点で言いますと、このような大会が続くことは非常に望ましいことではないかなと思っていますが、その計画は東京都主導であくまでもお考えなのか、世田谷区としてこういったフェスティバルを継続してやっていこうというお考えがあるのか、伺います。 ◎荒 スポーツ推進課長 以前の委員会でも御報告しましたとおり、今回につきましては、東京都のほうが東京二〇二〇大会一周年記念という冠をつけて開催して構わないという許可が出ているのと、あと、以前御報告したとおり、半額程度東京都から補助金が出ているんですね。なので、今後ちょっとそういうのがあれば当然そういうところも利用しますし、ただ、世田谷区としましては、やはり二〇二〇大会を契機にしまして、パラスポーツ自体は進めていくということは念頭に置いていますので、ちょっとやり方についてはこれから検討はしますけれども、できるだけいろいろな媒体を利用して実施できていければいいかなとは思っています。 ◆岡本のぶ子 委員 では最後に、今回では東京都からの補助も出ていたということですけれども、世田谷区としてかかった経費はお幾らぐらいだったんでしょうか。 ◎荒 スポーツ推進課長 大体、約三百万円ぐらいの予算で、約半額が東京都から、まだ入ってはいませんけれども、それを請求する予定でいます。 ◆岡本のぶ子 委員 承知しました。 ◆いそだ久美子 委員 東京二〇二〇のレガシーということで、当時のことで思い出したのが、多くのボランティアの方が、語学ができる方とか、またそういう障害者のサポートができるとか、いろんな技能がある方が集まっていただいたのに、なかなか本番で力を発揮してもらえなかったので、今後そういう人たちにも、リスト化してお声をかけていって、また何かあったらお願いしようみたいな話があったと思うんですが、そういうレガシー、人的なレガシーというのは今後お声がけしていく、活用していく御予定はありますか。また、ここでお願いしたりしたことはありますでしょうか。 ◎大澤 スポーツ推進部長 今回、特にUSOPCのキャンプ地ということで、当初予定していた方、感染症対策もあって、最小限という形でボランティアという形で参加をしていただきました。私も感想を読ませていただいて、本当によかったという部分があります。その部分でやはり次につなげていけるような形には、やはり持っていきたいなというふうに思っていますし、先ほど来出ていますけれども、やっぱりこのスポーツイベントという部分は一つ大きな題材になるのかなというふうに思っておりますので、その部分も含めて、ちょっと具体的にどのような形でどうしていったらいいのかというのは、今後ちょっと検討していきたいというふうに思っております。 ◆いそだ久美子 委員 選手だけでなく、そういった人たちも多分自分の活躍の場、またあれば喜んで参加していただけると思うので、そのような対応をよろしくお願いします。 ◆あべ力也 委員 オリンピックに関連した世田谷区の様々な事業、今までもあったわけですし、一周年を記念してということですけれども、そもそも、今、様々な問題が出てきていて、現代オリンピックって商業オリンピックで、自治体がその税金を投入してどこまでやるべきなのかということは以前にも申し上げてきているんですけれども、特に今回そのオリンピックを誘致したり、オリンピックのことをいろいろ決めたり、各自治体や国、東京都なんかといろいろやってきているオリンピック協会の中の理事だった方が贈収賄で捕まるというようなことで、東京オリンピックというのは、五十年ぶりで大変国民も期待をしたんだけれども、最後は逆の、いわゆる負のレガシーを残してしまったと。  これは皮肉なことだなと思っているんですけれども、今後オリンピックということを冠にやるということに関して、私はちょっと疑念があるんですよね。スポーツ振興とか、区民の健康だとかということで、スポーツをやったり、観戦をしたり、スポーツに関わるということに関しては、これを否定するわけではないんですけれども、世田谷区としても、そのオリンピックという世界大会を一つの契機に、様々な振興なり、もしくは世田谷区の施設を更新したりということの一つの理由になったんですけれども、ところが、今現状を見ると、そもそもオリンピックというのは、昔のオリンピックと今変わっちゃって、商業主義だということなのでね。そういう、贈収賄があったりなんだりということがあったり、メッキが剥がれてしまった中で、オリンピックということを大々的に掲げる正義というのが大変揺らいでしまったのかなというふうに思うんですが、所管としては、もちろんスポーツ振興ということを目指して活動するわけですから、その点については何ら問題はないと思うんですね。こういうイベントをやったりとか何とかということはいいんだけれども、でもオリンピックということを前面に出されるというのはあまり、僕なんかは聞いていて何かうんざりという感じなんですが、その辺、世田谷区としては今後どう考えられるんですか、今の現状を考えてですね。 ◎荒 スポーツ推進課長 全てにオリンピックというのを冠につけるかどうかというのは、今後東京都の話もあると思うんですけれども、うちはとにかくオリンピックがあったということは、東京都であったということは事実ですので、それを先ほど委員おっしゃったように、それをきっかけとして、契機として、よりスポーツの推進を高めていきたい。特に、パラスポーツのほうの推進に今後区としては力を入れていきたいと思いますので、全てが全てオリンピックがあったからというわけじゃなく、もともと基本的に世田谷区としては区民のスポーツの向上率とか進めているところですので、そういう面で考えていきたいなと思っています。 ◆あべ力也 委員 いろいろ議論があったり批判があったりするオリンピックというものに関して、それがなんかこう、正義という、かざしてやるというのはちょっと違うかなという感じがもうしてしまっているので、その辺、庁内でも議論をしていただいて、今後のその取組は、オリンピックだからとか何とかというよりも、やっぱりスポーツ振興であったり、健康増進であったりという本来のことでお話しになったほうが、私はすんなり聞くこともできるし、何かちょっとどうかなというふうに感じている区民というのは多いと思いますよ。ぜひその辺ちょっといろいろ考えていただいて、今後のタイトルも、東京都から今回は勧められたということですけれども、それも含めて検討していただきたいという要望も含めて申し上げて、意見として申し上げておきたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 次に、(4)第一生命相娯園テニスコートの区民利用の開始について、理事者の説明を願います。 ◎野元 スポーツ施設課長 それでは、第一生命相娯園テニスコートの区民利用の開始について御報告いたします。  1の主旨でございます。世田谷区が学校法人二階堂学園日本女子体育大学と共同利用しておりますJ&Sフィールドにつきまして、所有者である第一生命保険株式会社より、同社陸上部による早朝使用の申入れがあり、併せて区に対し、第一生命所有のテニスコートを日本女子体育大学に対し、同社所有の陸上グラウンドをそれぞれ一部利用可能とする相互利用の提案がございましたことから、三者での協議の結果、相互利用を開始する予定であるため、御報告するものでございます。  2の相互利用の内容でございます。三ページの別紙1を御覧ください。給田一丁目にございます第一生命グラウンドの全体図でございます。図の右側の野球場と書かれたところがJ&Sフィールドでございます。真ん中の上側が第一生命の陸上グラウンド、そして左側が今回、区民利用を開始する予定の第一生命のテニスコートでございまして、今年の三月頃に第一生命が再整備をした施設でございます。  一ページにお戻りください。第一生命、日本女子体育大学、区の三者による相互利用の内容を表にまとめてございます。テニスコートにつきましては、現在、日本テニス協会や民間テニススクール、第一生命の福利厚生で利用されており、利用可能な日程として、第一生命から、第一、第三、第五金曜日の午前十一時から午後三時までの四時間、コート二面を利用という提案をいただいたものでございます。  相互利用のポイントといたしましては、第一生命が利用する年間約百五十時間と、日本女子体育大学と区が利用する年間の合計時間、約百五十時間が釣り合っており、それぞれ使用料なしで利用するところでございます。  二ページ目を御覧ください。3の基本的な考え方につきましては、(1)の施設の有効活用といたしまして、J&Sフィールドの早朝時間帯について、区も日本女子体育大学も利用していない時間帯を、第一生命陸上部のランニング練習等と伺っておりますが、近隣の御迷惑にならないことを前提に、第一生命陸上部が有効に利用し、同様に第一生命所有のテニスコート、陸上グラウンドにつきまして、現在の第一生命の利用状況から、可能な範囲で区と日本女子体育大学がそれぞれ有効利用するものでございます。  また、(2)の第一生命による地域貢献につきまして、現在、第一生命は第一生命グラウンド一帯の開発を進めておりまして、様々なパートナーとの協業により、地域課題の解決に貢献することを掲げており、今回の相互利用を通じて、区といたしましては、烏山地域で不足しているテニスコートの区民開放につなげる予定でございます。  続きまして、4のテニスコートの区民開放につきましては、けやきネットによる受付を想定しておりまして、利用料金につきましては、他の区立テニスコートを準用してございます。早ければ十一月より利用を開始させていただければと考えております。  5の概算経費でございます。(1)の歳入につきましては、悪天候なども考慮いたしまして、十一月から三月までの五か月間、想定利用率七〇%として、約八万六千円、(2)の歳出につきましては、区がテニスコートを使用するに当たりましては無償ですが、今年度十月から三月までの六か月間の利用者受付や問合せ対応等の運営委託経費といたしまして、約九万六千円の予定でございます。  受付業務につきましては、J&Sフィールドの受付と兼用できることから、J&Sフィールドの運営委託先であるスポーツ振興財団の業務に追加し、契約変更することとし、既存の予算で対応させていただければというふうに考えております。  最後に、6の今後のスケジュールについては記載のとおりでございます。  御報告は以上でございます。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 それでは次に、(5)「世田谷区・川場村縁組協定四十周年記念イベント」の実施報告について、理事者の説明を願います。 ◎北村 区民健康村・ふるさと・交流推進課長 「世田谷区・川場村縁組協定四十周年記念イベント」の実施報告について説明をいたします。  1の主旨でございます。令和三年度縁組協定四十周年を迎えたことから、昨年実施いたしました記念式典等に引き続きまして、世田谷区・川場村縁組協定四十周年記念イベントを開催いたしましたので、報告させていただくものでございます。  2の開催日時、来場者数でございます。(1)の開催日でございますが、八月二十日土曜日、八月二十一日日曜日、会場は記載のとおりでございます。  (2)の来場者数でございますが、区民参加者を含めまして、延べ約九百名でございます。  3の開催概要でございますが、(1)の自由参加型イベント及び(2)の事前募集した体験イベント、それぞれ記載のとおりでございます。  なお、二十日土曜日につきましては、あいにくの雨となりまして、世田谷ジュニアオーケストラによるオープニングセレモニーは中止となりました。しかし、それ以外は、最後のスカイランタンの打ち上げまで、プログラムは終了してございます。  二ページ目を御覧ください。4の今後のスケジュールでございます。九月の中旬に「ギネス世界記録町おこしニッポン挑戦」ということで実施いたしました、おにぎりギネスチャレンジの結果につきまして掲載予定ということで、記載してございますが、集計作業及びギネス記録員の審査など、予定よりも早く終了したということで、すみません、昨日連絡がございました。残念ながら、今回はギネス記録達成とはならなかったということでございます。予定しておりました五百件にわたる全ての投稿について、一点一点ガイドラインに沿っているか確認をしていただいた結果、三百五十三件となったということでございます。  続きまして、十月の中旬頃でございますけれども、記念イベントの様子を、せたがや動画及び川場村公式ユーチューブのほうに配信を予定してございます。また、来年三月頃でございますけれども、四十周年記念誌の発行を予定してございます。  説明は以上です。 ○阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆そのべせいや 委員 念のため確認をするんですが、先ほどのギネスチャレンジについてですが、一般的に言うと、達成をするためだと思って多分ギネスの記録員の方の費用なども恐らく負担をされていると思います。その額は少なくない状況で、五百をめどにやっていたら三百五十になったということですけれども、その三割分ぐらいの乖離がどういう理由だったのか、それは今後、もし同様なことをするのであれば、起きないように対応ができるものなのか、どう総括をされているでしょうか。 ◎北村 区民健康村・ふるさと・交流推進課長 先ほどもちょっと御説明差し上げましたとおり、昨日そういうふうな連絡があったところでございます。結果につきましては、また改めてホームページで出していきますけれども、今後につきまして、内容として聞いておりますのが、審査の結果、五百ぐらいは集まったんですけれども、例えば時間中、決まった時間の中でアップしなければいけなかった、その時間の中に入っていなかったであるとか、おむすびの見え方が人によって、ちょっとおむすびと分からないようなものであったりとか、そのようなことをちょっと確認をしてございます。今後、またそういうような状況を確認させていただきますけれども、また今後どういう形で、続けていくのかも含め、ちょっとまた川場村とも調整しなければいけないと思いますので、またその辺につきましてはしっかり確認してまいりたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 次に、(6)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿久津皇 委員長 以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 次に、2協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は第三回定例会の会期中である九月二十八日水曜日午後一時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿久津皇 委員長 それでは、次回委員会は九月二十八日水曜日午後一時から開催予定と決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○阿久津皇 委員長 そのほか、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿久津皇 委員長 それでは、以上で本日のスポーツ・交流推進等特別委員会を散会いたします。     午後二時三十六分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   スポーツ・交流推進等特別委員会    委員長...